「いしかわ県人祭 in 大阪」

過去の報告記事

第3回 いしかわ県人祭 in 大阪(2023)

第3回 いしかわ県人祭 in 大阪(2023) 事業報告 (2023.11.25 北國新聞)

いしかわ愛広がる ふるさとの魅力伝え 最多580人 結束誓う

石川ゆかりの人が交流を深めた
「いしかわ県人祭in大阪」=大阪市内のホテル

 関西在住の石川県出身者や県ゆかりの人が一堂に集う「第3回いしかわ県人祭in大阪」は24日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で開かれた。回を重ねることに交流の輪は広がり、これまでで最多の約580人が「いしかわ愛」の絆を確認。来年3月16日の北陸新幹線石川県内全線開業を喜び、その先の大阪延伸に向けた応援団として結束することを誓った。

 県無形民俗文化財「御陣乗太鼓」の保存会による勇壮な和太鼓演奏がオープニングを飾った。砂塚隆広北國新聞社社長が開会宣言で、大阪での県人の集いとしては石川がダントツの規模であるとし、「北陸新幹線が少しでも早く全線開業するよう、大阪の皆さんとふるさと石川の熱い心を―つにしたい」と述べた。

 実行委員長の東孝司関西石川県人会連合会長は「新幹線の大阪延伸を心―つにして機会があることに要請していきたい」と強調。参加者で埋まった会場を見渡し、「今後もこの熱を持って石川県を全面的にバックアップしていきたい」とカを込めた。

 馳浩知事は敦賀開業に伴い、大阪と石川を結ぶ特急でサンダーバードがなくなることに触れ、「能登の皆さんにとってつらいところ。乗り継ぎ割引や企画切符など、JRには関西から能登へ向かう工夫をお願いしていきたい」と述べた。

 県内の市町長、関西で活連合会や県、北國新聞社な躍する各界各層が参加し、協賛企業のトップらも出席。国会審議のため出席がかなわなかった日本維新の会の馬場伸幸代表が「今後も交流をますます深めてほしい」とメッセージを寄せた。村山卓金沢市長の発声で乾杯した。

 県人祭は関西石川県人会や県、北國新聞社などが世話役になり、2019年11月に初めて開かれた。20年、21年はコロナ禍で開催を見合わせ、昨年3年ぶりに開かれた。

第2回 いしかわ県人祭 in 大阪(2022)

第2回 いしかわ県人祭 in 大阪(2022) 事業報告 (2022.11.26 北國新聞)

ふるさと愛、団結を強固に 3年ぶり、大阪でいしかわ県人祭 500人、北陸新幹線延伸へ力尽くす

石川ゆかりの人が集い、親睦を深めた
「第2回いしかわ県人祭in大阪」=大阪市内のホテル

 関西在住の石川県出身者や県ゆかりの人が一堂に集う「第2回いしかわ県人祭in大阪」は25日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で3年ぶりに開かれた。約500人がふるさとを愛する応援団として、2024年春の北陸新幹線敦賀開業とその先の大阪延伸を見据え、石川と関西の結び付きを一層強固にする思いを新たにした。

 実行委員長の井上作雄関西石川県人会連合会長の開会宣言に続き、顧問の飛田秀一北國新聞社会長があいさつした。

 飛田会長は大阪で第1回県人祭が開かれた3年前、関西経済界の代表者らが国土交通省を訪ね、早期の全線開業を求める要望活動を行ったエピソードを紹介。「物事を前に進めるには努力の積み重ねによる機運の盛り上がりが欠かせない」と述べ、北陸と関西が連携して大阪延伸に向けた運動を推進する意義を強調した。

 さらに、北陸新幹線全線開業の効果は北陸や関西にとどまらず、日本全体に波及すると指摘。敦賀―新大阪の早期着工に向け「関西の皆さんとこれからも力を合わせていきたい」と語った。

 同じく顧問の馳浩知事は「関西で活躍する県出身者の話を聞き、交流を深めていきたい」とし、石川の発展へ関西との連携を深化させていく考えを示した。

 県内の市町長、関西で活躍する各界各層が集い、協賛企業のトップらも参集した。村山卓金沢市長の発声で乾杯した。

 県人祭は関西石川県人会連合会や県、北國新聞社などが世話役となり、19年11月に初めて開かれた。20、21年はコロナ禍で開催を見合わせた。

第1回 いしかわ県人祭 in 大阪(2019)

第1回 いしかわ県人祭 in 大阪(2019) 事業報告 (2019.11.30 北國新聞)

「ふるさと愛」で結束 大阪で初のいしかわ県人祭 400人、新幹線の早期開業誓う

石川ゆかりの人が集い、初めて開催された
「いしかわ県人祭in大阪」=大阪市内のホテル

 関西圏在住の石川県出身者や県ゆかりの人が一堂に会する初めての「いしかわ県人祭in大阪」は29日、大阪市のホテル日航大阪で開かれた。「ふるさと愛」を胸に集った約400人が、北陸新幹線の大阪までの早期全線開業を見据えて応援団の結束を強め、郷土の発展に尽くしていくことを誓い合った。

 実行委副委員長の坂本克己関西石川県人会連合会副会長は、顧問の飛田秀一北國新聞社会長の提唱で県人祭が実現したことを紹介し、「関西と北陸は文化も政治も切っても切れない関係だ。故郷でつながる皆さんと団結し、大阪延伸の機運を盛り上げたい」と開会の言葉を述べた。

 飛田会長は「もともと北陸は関西と近い。皆さんが運動することで新幹線の大阪延伸に火が付くことを期待したい」とあいさつした。

 乾杯の発声で顧問の谷本正憲知事はふるさと応援団の結束を固める機会が初めて設けられたことを喜び、「あと10年くらいで大阪延伸が実現するという思いで、県人会も全力投球してほしい」と呼び掛けた。

 七尾市出身で元朝日放送アナウンサーの鳥木千鶴さんが司会を務め、白山市を拠点に活動する女性和太鼓グループ「ほのお(ほのお)太鼓」、金沢市出身の民謡歌手加賀山紋(あや)さんが華やかな舞台を繰り広げた。県内の市町長、協賛企業のトップらが顔をそろえ、懇親を深めた。

 関西石川県人会連合会を中心に、2008年から東京で行われている「いしかわ県人祭」の関西での開催を求める機運が高まり、同連合会と県、北國新聞社などが実行委を組織し、大阪市で開催した。